BALDR FORCE

BALDR SKYを一通りクリアしたところで原点回帰

アクション

思い出補正がかかっていてすごく楽しかったようなイメージがあったが
SKYのあとにプレイすると さすがに時代を感じる 
ユーザーインターフェイスは使いづらいしコンボタイミングはえらいシビアだし
昇龍拳が強すぎて他の選択肢に意味がないというのもゲーム性としてはマイナスだろう

シナリオ

短い、でも後半ちゃんと盛り上がる
最終シナリオ、悪の軍団に殴り込みをかけるシーンでBGMに主題歌を流すのは反則だと思った(w

比較 ゲンハとジルベルト

戦闘力

両者とも肉体的な戦闘力では主人公を上回るが
ゲンハが(少なくともシナリオ序盤では)仮想戦闘力でも主人公より上の描写をされているのに対し
ジルベルトは最初から主人公に負けている

ゲンハにとっての戦闘が目的なのに対し
ジルベルトにとっての戦闘は示威や稼ぎのための手段に過ぎない

危険性

ゲンハはほとんど野獣であって、唯一育ての親であるクーウォンに言うことだけは少し聞く
基本方針は「好きなようにやる」であって、予測不能の危険さがつきまとう

ジルベルトは金のためなら阿南の屈辱的命令にも服するあたり、かなり人間くさい
かといって社会のシステムを使って主人公を苦しめるわけでもなく、前線指揮官どまり
戦場の駒としてその行動範囲はおおむね予想の範囲を超えない

侠気

ゲンハは意外と侠気がある 悪人がたまにいいことすると目立つ というだけなのだが(w
勝負は基本的に1対1だったり
仲間が捕らわれたときには奪還戦に行こうとしたり
主人公のピンチを救って「これで借りは無しだ」とかいう展開すらある

ジルベルトの場合、勝負は基本的に手下連れ、しかも途中で部下を置いて逃げる
助けられたあと「この屈辱は忘れぬ」とかいって恨みを抱く

総括

チンピラが真性既知外に勝てるはずもない