Rance9

かなみと志津香がデレた

 両名とも古参&人気キャラでありながら、ランスに対する態度はずっと冷たいままだったのだが ついにこの2人が態度を軟化させた。
 なにせ20年以上にわたって蓄積されたツンである。これががデレる際の破壊力たるや恐るべきものであった。この業界において 20年以上1つのシリーズが続くことは空前であり、おそらく絶後であろう。
 一方で、この2名が消費されてしまったことは ランスというシリーズが終わりに向かっていることも感じさせる。ランス10で完結と予告されているので、予定調和ではあるのだが、一抹の寂しさは禁じ得ない。

チルディ・シャープ

 8から登場したこのキャラは、鬼畜王におけるラファリア=ムスカのリファインキャラという噂。鬼畜王におけるラファリアの立ち位置は、アールコートの引き立て役的なポジションだった。まさかその力関係が逆転するとは誰が予想しただろう。アールコートが8にちょい役で出て終わったのに対し、チルディは8で大暴れのうえ、9のルート持ちヒロインという大出世を遂げた。
 9ではシステム的にも優遇されており、単体火力が全キャラトップなので、対ボスのエースとして活躍してくれた。

シーラ

 前からちょこちょこ名前は出ていたのだが、ついにお目見え。鬼畜王では登場時点で薬漬けだったのだが、本作では薬漬けの運命は回避可能となっており、一安心である。
 皇妃とステッセルの不義の子であり、皇室の血を継いでいないのは鬼畜王同様だが、今回新たにステッセルが聖魔教団幹部の末裔であることが判明した。その子であるシーラも然り。
 ランス10では闘神シーラ(仮)が登場するに違いない。
 「結構いい根性してる」「実はマゾ?」という評価を周囲から受けている。ランスの横暴に対して「嫌がる」というリアクションは実質的に煽っているようなものなのだが、本人もわかった上でやってるようだ。素性が素性なだけに、かまってもらえるのが嬉しいんだろう。

志津香&ナギ

 ランス2から続いてきた志津香の物語も一応の終結を見た。ナギと志津香の物語に関しては、ぶっちゃけランスは何もしてない。時系列的にもナギ問題が解決する前に志津香はデレているので、ほんとランスは役に立ってない。逆に言うと、ナギ問題解決とは別に志津香はランスにデレる素養があったということで、それはそれで萌える。

ラクル・トー

 この期に及んで全く未知の新キャラである。しかも、LV3魔法使いだとか。作中でも無茶な魔法を使いまくっておきながら「ヘルマンには関係ない身の上なので、本気は出していない」らしい。まさにバランスブレイカー。
 キャラ造形に関してはさすがアリスソフトで、とても可愛い中二病キャラになっている。
 ヘルマンにもランスにも関係のないキャラをここで出してくるということは、このキャラは未来、つまりランス10における魔軍戦に関わってくるのだろう。鬼畜王世界には存在しなかっただけに、このキャラが鬼畜王世界との「差分」になると予想される。

ランス十二女

 ミラクルのトゥエルヴナイト構想に対抗して、ランスがぶちあげた企画である。正史で実装されることは恐らくないだろうが、ここでその中身に関して妄想してみよう。

勢力代表枠

◎リア・パラパラ・リーザス
◎マジック・ガンジー
◎シーラ・ヘルマン
三大国の代表は当確だろう


◎クルックー・モフス
法王さまも当確 9エンディングのウソ予告にも出てたし
個人でも魔人戦に投入出来るだけの戦力があるのもポイント高し


○香姫(織田 香)
人気、背景勢力ともに申し分ないが「ランスの女」ではないことが懸念材料。本人が妹志望なだけに、下手するとランス10でも食べ残される可能性がある。


パステル・カラー
戦力として見るとカラー一族はちょっと弱い。また、ランスに対する好感度が低めなのもマイナス

△リセット・カラー
あるいはこちらが枠に入るか、さすがに「ランスの女」になる可能性はない……はず

コパンドン・ドット
コパ帝国は国力的にJAPANを上回っている可能性がある。問題はキャラ人気

技能枠

上杉謙信
剣士枠として当確 9エンディングにも出てた


◎マリア・カスタード
技術者+ガンナー枠として当確
シリーズの常連なので、魔人や闘神の撃破経験がある歴戦の勇士である。


見当かなみ
鈴女亡きいま、忍者/スカウト枠はかなみ一択だろう
かなみもあまり強い印象がないが、マリア同様、常連なだけに戦歴は相当なものである


山本五十六
ガンナー枠
マリアがいるので当確とは言いがたい


○チルディ・シャープ
剣士枠
ランスの運命の女ではあるが、剣士枠の対抗が強すぎる


○ウルザ・プラナアイス
軍師枠
軍師は男が多いので競争率が低い。対抗馬は直江愛、アールコート等


○サチコ・センターズ
ガード枠 さすがに魔人戦に駆り出すのは酷な気がする


○戦姫(徳川 千)
ガード枠
9での抜擢は10のガード役を見越しているのかもしれない。
9のエンディングでも続投する気満々だったし


リズナ・ランフビット
魔抵枠(笑
絶対魔法防御というのは戦力的に美味しい
9で顔出しすら無かったのが多少不安ではある。リズナは8のエピローグで将来魔人化する運命が示唆されており、空白期間中にうっかり魔人化したりして、10では敵に回っている可能性がある。


△カロリア・クリケット
世界唯一のムシ使いなだけに、可能性は0ではない……たぶん


△カオル・クインシー・神楽
△マチルダ・マテウリ
△ピグ・ギリシア
△キバ子
△ビスケッタ・ベルンズ
格闘家枠は意外に人数が多い……が どれも小粒である。


魔想志津香
魔法使い枠
当確……と言いたいところだが、強力な対抗馬であるミラクルが登場したことで不安が出てきた。
また、9エンディングではフラグ次第で子供化しており、それが正史扱いされると 最悪10不参加の可能性すらある。 


○ミラクル・トー
魔法使い枠
戦力・キャラ萌えともに十分だが、対抗馬の志津香が強力すぎる
また、十二女自体がミラクルに対する対抗措置であるため、ミラクル自身は選考対象外になる可能性もある


アニス・沢渡
魔法使い枠
常識的に考えてありえない選択だが
9エンディングで対魔軍戦に参加している……


シィル・プライン
奴隷枠? 
ランスはシィルに地位を与えない気がする
ある意味12人より上としての選外


○サテラ
戦力・キャラ萌えともに十分だが
十二女は魔王戦もありうるので むしろ魔人であることがマイナスポイント

ランス十二女 最終予想

リア、マジック、シーラ、クルックー
謙信、マリア、志津香、かなみ
戦姫、ウルザ、五十六、サテラ

とりあえず上記十二人を予想としておく、異論は認める