天使のいない12月

何年前のソフトだよ……


とりあえずインストールしたあと、Leaf公式をチェック
パッチは無しか


歓迎すべき事態なのだろうが 何か物足りないのも事実

1週目

文章は読みやすい、2つめの選択肢で即死した セーブしてねぇよ!

2週目

選択肢ごとにセーブしつつ進める
物語の展開が早く、サクサク進む


選択肢のほとんどが即死だ
つまり、物語の分岐点として機能してない
主人公の行動を印象づけるための小道具といったところか


真帆Endだった
分岐は最初の選択肢だったようだ
攻略対象選ぶ権利すら無いのか


主人公に感情移入とかさせる気がないのだろう
三者視点で淡々と物語を追うのが推奨プレイスタイルっぽい


真帆シナリオなのに真帆のHシーンを一つも見てない
見たくなかった あからさまにBADEND行きだし

3週目

最初の選択肢で違うモノを選ぶ
どうやら雪緒ルートのようだ


「万が一ってこともあるじゃない」
笑顔でこのセリフを吐くか 壊れてるな


いつの間にか明日菜ルートに分岐していた模様
この女もサイコな匂いがする


テーマは「贖罪」だろうか
昔の失敗を主人公で取り返そうとするパターン……ハズレ


行動動機は報復だったか
まぁ、主人公を見てないという部分は当たり
かなりあからさまな描写だったし、分かって当然といえば当然


優しく振る舞うのは、自分がそれを心地良いと感じるから
当然といえば当然だが、「自分より相手が大事」に思う関係という理想もあって
このシナリオはそれを幻想であると否定しているわけだ


「利己的な共生関係」という図式は
互いにそれを自覚した後も変化していない
それは御伽話的なわかりやすいハッピーエンドではないが
人間関係の一つのスタイルではあると思う

全部嘘だと思わせておいて、一つだけ本当が残っていた
パンドラの箱を思わせる

言葉も、仕草も、全部作り物だとしても
それを飲み込んで進もうとする主人公の覚悟は本当

4週目

未読の選択肢を選んでいたら、ついに透子ルートに入った


ラスボスだと思って身構えてたんだが
透子の描写は他のシナリオと大差ない


透子と切れた瞬間に落としにかかってくる明日菜が怖ぇ!
明日菜ルートの前にプレイしてたら気づかないよ・・・


いつの間にか主人公と同期して悩んでいた
感情移入しちゃってるなぁ


安易な結論に飛びつかないあたりは
主人公に好感が持てる

5〜8週目

てきとーに未読選択肢をつぶしていったが 
上の3キャラのEndにしか行かない 残るは榊と雪緒のはずだが・・・

9週目

雪緒ルート


序盤の主人公の狼狽えっぷりは痛快だった



絶望の理由付けが期待してたほどじゃなかったせいで
中盤でちょっと醒めた
いっそのこと、最後まで謎にしておいたらどうなっただろう
解決する予定がない問題なら、原因の描写も要らないんじゃないだろうか
まぁ、それはそれで消化不良感漂うか


「一緒に死のうか」以降の緊迫指数は観測史上最高値かもしれない

10週目

榊ルート


完璧超人が壊れてく課程はかなり魅せる
他のルートでも張りつめてる感じはあったが
崩れだしたらここまで脆いとは


反作用で主人公も壊れてるよ……


CVのランクが他に比べて落ちてる気がする
他がレベル高いので穴に見える


各種バッドエンドが一番痛いルートだ
このゲームで一番美味しいのは「痛み」なので
ある意味一番美味しいルート


でも、どう落とすんだよ、これ
透子とか明日菜は曲がりなりにもハッピーエンドだったんだが
こっからハッピーに持って行く手が思いつかない


壊れEndかよ!
明日菜ルートの後半は笑顔が消えた
ただ、それは明日菜の見せた本音で、そこに救いがあった
しのぶルートでは、前半笑顔が無くて
終盤になってやっと笑顔のグラフィックが出る
薄っぺらな 壊れた笑顔  すっごい怖いんですけど!