シン・エヴァンゲリオン

ようやく終わった

誰かが「卒業式」と評していたが良い例えだと思う

終わってよかったね とは思うが 満足感とは程遠い
映画館を出るときに感じたのは
僅かな寂寥感と 長年の宿題がようやく片付いた 開放感だった

中盤 日常描写が続いたシーンでは
「おいおい、こんなのやってて尺足りんのかよ また伏線全部放り投げる終わりは勘弁してくれ」と冷汗かいた

結局最後は心象風景内で話し合って決着をつけたわけだが
戦闘の最初と最後にちゃんと活劇シーンを入れたり
心象風景描写に入る前に説明を入れたりして
ロボットアニメの枠内に入れる努力が見られた

最初からこれをやっていれば俺は満足したのだろうか
他ならぬエヴァ自身によって 話し合って決着 展開へのハードルが下がったいた感はある