漆黒のシャルノス 考察

ハインツは何物か?

さんざん思わせぶりなことを言っておきながら、大した見せ場もなく退場した彼だが
一体どんな役割を担っていたのか?

第9幕ラスト

タタールの門は開く。
黒の剣能は、鍵としての役目を果たす。
偽りのかがり火4つ。
偽りの我が城。
偽りの我が身。これで、全てが揃った

上記がシャルノス降臨に必要な条件だと思われる
物語中ではMが

【鍵】    メアリ
【かがり火】 チャペック、チャーチル、ブラム、ジェーン
【城】    モラン
【我が身】  M

のように条件を満たし シャルノスを呼び出したわけだが
同様にシャルノスを呼び出そうとしていた チャペック降霊会の側では これらの役割分担はどうなっていたか

【鍵】    マリアベル シャーリィ
【かがり火】 チャペック、チャーチル、ブラム、ジェーン
【城】    ???
【我が身】  バロン

ハインツの役割は この【城】だったのではないか
チャペック降霊会の初期計画は チャーチル、ブラムの反対により延期となった
バロン、ハインツは 4つのかがり火をMに渡すことで シャルノスの降臨を実現させようとした
と考えると 一応のつじつまは合う……かな?