総括
テキストの質が高い
原画は癖がある
全体的に欠点が見あたらず、隙無くまとまっている
難を言えばサブキャラが弱い
逆に言えばメインヒロインシナリオの出来が一番良い
これは構造として正しい
鳥羽莉
姉一号
ほとんど全ての設定が彼女のために用意されている
ラスボスなので最後に取っておくのが吉
朱音
姉二号、えろす担当
共通シナリオでは鳥羽莉の態度がかなり硬いので
同じ顔で激甘な対応をしてくる朱音が引き立つ
個別シナリオとしては、問題と向き合わず
てきとーにお茶を濁して終わらせた感がある
鳥羽莉と違うスタイルの「吸血鬼と人間のカップル」を提示できていない
やはりえろす担当なのか・・・
せせり
主人公に告白してきた後輩
せせりシナリオにはいると姉2人が出てこなくなる=この作品でやる意味がない
キャラとしては悪くないが、ゲーム全体の構造としてみると不要なパーツ
数合わせ要員か
涼月
吸血鬼にあこがれる人間
鳥羽莉シナリオの次に力が入ってる
永遠である吸血鬼に対して
移ろうが故の一瞬の美 というアンチテーゼを提示している
千佐都
鳥羽莉と主人公の幼なじみ
鳥羽莉と対決して胡太郎を奪い取るお話
鳥羽莉−胡太郎の関係が解決しないままシナリオが終わっているので
不完全燃焼感が強い
火乃香
手抜きシナリオ、「とりあえず攻略可能にしとけ」感漂いまくり
まぁ、確かに攻略できなかったら文句出たんだろうけど……