幕臣細川藤孝伝 その3
これまでのあらすじ
織田軍団を退け、将軍権威の復興活動を続ける藤孝の前に立ちはだかったのは 越後の上杉謙信だった
1575年 (天正3) 状況整理
織田家との戦力比は逆転しており、もはや風前の灯火は織田家のほうである
セーブデータを少しさかのぼって調べたところ
上杉家が攻め込む直前に 上杉ー北条間で同盟が成立している
北条との同盟で南方をふさがれた上杉が西に方向転換したということらしい
なお、上杉家の工作で足利家が朝敵指定された形跡もあった*1
金の力で将軍家を陥れる上杉謙信というのは、なかなか斬新なキャラ解釈である
細川藤孝を君側の奸とでも言ったのだろうか
実際足利家の大部分は細川軍団なので、間違いとも言い難い
許すまじ謙信
金ヶ崎城に攻め込まれた時点では 主力である甲斐衆(武田家滅亡後にスカウトした武将たち)は別任務で出払っており、手元にいるのは文官のみ
謙信の軍に文官で攻め込むのはちょっと・・・と 甲斐衆の帰りを待っていたら 金ヶ崎城は落ちてしまった
すまぬ・・・
信長愚かなり
織田家はほぼ死に体だが、上杉に全力を投入する前につぶしておきたい
と思っていたら、このタイミングで信長が大軍を率いて岐阜城を開けた
どうも北条対徳川の戦の援軍に呼ばれたようだ
いや、援軍行ってる場合じゃないだろう? と思ったが この機会を逃す藤孝君ではない
容赦なく岐阜城に攻め込む
いかに岐阜城が堅かろうと 文官ばかりでは守れるはずもない
落城寸前で織田家家老の氏家木全が 場外退去+停戦10か月の交渉をしてきたのでこれを了承
織田家は岩村城のみを領土とする貧乏大名になり果てた
主君の出陣中に本城落とされたとか、この家老、信長に殺されるんじゃなかろうか・・・
これはそういう状況作った信長がほとんど悪いんだが