太閤立志伝5

幕臣細川藤孝

歴史上の細川藤孝は 斜陽の足利家の家来から 肥後54万石の祖となった人物である
その君主遍歴は以下の通り

足利義輝 > 足利義栄をスルー >足利義昭 > 織田信長 > 明智光秀をスルー > 豊臣秀吉 > 徳川家康

君主を変えたので有名なのは藤堂高虎だが、この人も負けず劣らずである
藤堂が待遇に不満を持って主を見限っていたのに対し こちらは沈む船から逃げ出す感がある
自分で担ぎ上げた将軍義昭や、縁戚の明智光秀を容赦なく切り捨てたところは 非凡な嗅覚というべきか

ともあれ、そんな細川藤孝で日輪の章をスタート

1560~1562年(永禄3~5) 剣豪将軍との日々

藤孝君は相当にハイスペックなキャラではあるが それでも修行すべきスキルは多い
序盤はひたすらスキル上げの日々


そして歴史イベント発生
松永久秀による将軍弑逆事件である
義輝本人でプレイすると、個人戦の勝敗如何によっては生存できるようだ

だが、配下としてイベントに遭遇した場合はどうだろう

藤高君は将軍の危機に際し、足軽どもを斬り分けて駆けつけるが

結局将軍は討ち死にしてしまう

いろいろ条件を変えて試したものの
プレイヤーが勝っても負けても義輝は死んでしまうのであった
残念

1562~1568(永禄5~11) 雌伏の日々

史実では三好の追手から足利義昭を守りつつ、朝倉家や織田家に亡命していた時期
他キャラでプレイした場合、この時期は藤孝はゲームから消える 
そして信長上洛&足利義昭擁立イベントの時に、足利家配下として再登場する

一方プレイヤーとしての藤孝は
京の町に浪人として放り出されるのであった

朝倉家や織田家に行っても足利義昭は見つからない
ここは来るべき再仕官の日に備えて、鍛えまくることにした

嫁ももらった 明国出身の華梅さんである

伊藤一刀斎を倒して剣聖の称号を得たり
射的大会で優勝したりするが 信長が全然上洛しない
武田がやたら伸びてる関係で、家康の援軍に力を削がれて西進が遅れている模様

とはいえ、浪人の身では信長軍団の進行に影響を与えることなどできない
信長の上洛をじっと待つ日々である

1568(永禄11) 再仕官

ついに信長が上洛、そして二条城に足利義昭家が成立
早速仕官に行くが、「よく知らぬ者は・・・」とか言われて仕官できない
軽く茶談したあと、剣聖の全力で手合わせ
10日ほど連続で手合わせした結果 将軍様とも相互理解に達し、無事仕官できた
めでたしめでたし

1570(永禄13) 籠城60日

浪人の日々で勲功が減っていたため大した命令を受けられない
昇進目指して勲功を稼ぎつつ、軍備優先の方向に足利家を誘導していく

信長との関係悪化を示唆するイベントが何回か発生したあと
ついに、信長が攻めてきた

織田信長木下藤吉郎柴田勝家などが率いる15000の兵が二条城を包囲する
が、この日に備えて二条城は兵力13500+予備兵力多数、城の防御もかなり高くしてある

浪人時代に修得した真田昌幸直伝の六文銭スキルが大活躍した 
六文銭の効果は 城門修復+予備兵力動員 
かなりインチキじみた回復力で、藤吉郎が城門爆破連打しても回復が追いつく
藤孝がひたすら城門死守+時々六文銭で防御担当、味方がちまちまと弓攻撃担当で 織田勢を削っていく
最終的に 2か月に及ぶ籠城戦の末に、織田軍団を全滅させた
将軍家は生き残ったのである